独りの戯言


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カテゴリ:身の回りのこと( 396 )

古典的な・・・

昨夜のことだ。(まだやってるんだ~)と何か不思議に思った。Webメールに「私から私宛」のメールが届いた。「あなたはアダルトサイトにアクセスした。公にされなければ○○払え」とは。e-mailはまだ流通しているらしい。いかにも中国的な機械翻訳に見える。いい機会だから、フリーメールを整理した。お金を払っているアドレスはまだいくつかあるのだが、15年近く開いていたホームページもきれいさっぱりファイルをダウンロードして閉じた。長く使っていたアドレスの一つともこれでお別れになる。

パソコン整理の一環で、ウイルスソフトを入れていないパソコンのアウトルックで、アクセスしたことしか思い当たることはない。まあ、「整理できない症候群」としては、外圧も必要かな。昨夜は腹が立って血圧が上がった。いくら調べても「IPアドレス」以外分からない。これではサイバーポリスも動かないだろう。「いらないものは捨てろ」という天の声と受け止めて、身の回りをきれいにしよう。

by zoofox | 2019-02-09 08:11 | 身の回りのこと | Comments(0)

におい

新聞屋さんが来る前に玄関を開けて周りの空気のにおいを嗅ぐ。ちょっと空を見上げて「嫌な渡世だな」と呟いてみる。「渡世」は自分が世の中を渡っていく仕事や職業のことだと思うが、座頭市が呟くと「嫌な世の中だな」とも感じる。今朝はどんよりとして、ちらほら雨も降っている。こんな時は湿った匂いがするのだが、何か「焦げ臭い」空気だった。
先月30日に、放射能漏れの事故があってから、なるべく外に出ないようにしている。通りを渡り軒をかすめて通ってくる風は色々なにおいを運んでくる。

週に数枚ずつ、赤ちゃんの写真が私のパソコンに送られてくる。赤ちゃんはあっという間に大きくなる。(ミルクだけでよくこんなに大きくなるものだ)と感心している。少しの変化でも何となく成長が分かる。若い親の方を心配していたが、人間の本能とは大したもので、赤ちゃんを中心に「子育てを楽しんでいる」状況が見える。届くたびに印刷して、こたつの上に飾ってある。毎朝毎晩「おい、よく笑っているね」などと声をかけるのが習慣になってしまった。

こんな風に育てた子供を殺してしまう親がいるとは信じられない。きっと「赤ちゃんの匂い」を忘れてしまったんだろうな。

by zoofox | 2019-02-06 07:56 | 身の回りのこと | Comments(0)

グーテン・モルゲン

夕食の時間は何となくニュースを点ける。地上波ニュースはどの局にしても大体同じことを取り上げている。悪くすると朝・昼・夜と同じニュースを流している局もある。テレビ局は高い給料で有名だが、取材の努力を少しもしていないように見える。極端な場合は、各新聞記事をテレビで紹介する。手抜きはいけないな。

こんな時はBSに逃げる。今日は「シュッツガルト」の町角風景を放送していた。街の風景は、建物や車、歩く人の洋服や様子と見ていて飽きない。60年配の奥さんの一団と話をしている。ドイツ語は学校で習ったが、冠詞の変化や動詞の語尾変化など暗唱させられたものと、数詞の一部「アイン・ツバイ・ドライ・・・」だけは覚えている、後は何も残っていない。別れ際に「アウフ・ビーダー・ゼーエン」という声が聞こえた。ドイツ語は英語よりも聞きやすい言葉だ。

同居人と語学談議になる。この人はヨーロッパが大好きで何度も行っているが、言葉はあまり覚えなかったらしい。「グーテン・モルゲン」、「グーテン・ナハト」、ドイツ語は機械みたいな言葉だ。日本語は優れた言語だ。一言で「おはよう、こんばんは、さよなら」と言い切れる。英語もドイツ語も「語の組み合わせ」で言葉の意味ができる。

語学の勉強はやらなくても不便はない。でも20歳前後まで人間の脳みそは柔軟だ。この期間に詰め込めるだけ色々な知識を押し込むことは、嫌だが必要なんだろうな。小学生の英語教育はあまり賛成できないが、子供が進んで学びたいというなら学ばせた方がいいだろう。私にしても、英語やドイツ語は好きではなかったが、辞書を片手に「論文」程度のテキストが当時は読めた。今ではどうしてあんなことができたのか、考えられないことだ。若いということは凄いことだな。



by zoofox | 2019-02-05 06:02 | 身の回りのこと | Comments(0)

人生の楽園

この番組を見るたびに、「いいなあ、俺もこんな生活がしたいなあ」と言う人がいる(私ではない)。番組は毎週、概ね60歳を超えた夫婦が南の国や山の中で、農業をしたり「蕎麦屋さん」とか「パン屋さん」、「喫茶店」、「レストラン」などを開業して成功し、地元の人とも新しいコミュニケーションをとりながら暮らしている。そんな”成功譚”ばかりだ。私は流れで見ているが(こんなことできないな)と思う。毎週毎週テレビで紹介するほど、定年後の第二の人生を謳歌している人は多いのだろうか。

そういう人の方が、家族に囲まれ経済的にも私よりかなり恵まれて、私から見ると(人生充実して羨ましい)と思えるのだが、どうも本心は違うところにあるらしい。

私は、50歳のころ(田舎暮らしをしよう)と半ば本気で思っていたこともある。挫折の理由は、大きな手術と看護・介護で老後の計画は大きな影響を受けた。

狭い庭での「土壌改良」や木や草を育てることには抵抗がない。子供の頃はこの庭でも母が葉物野菜を作っていたし、手伝っていた。「少年回帰」とでも言おうか、土いじりは抵抗がない。しかし、度々農業が主力である母の田舎に帰ると、「農業生活をする体」は一朝一夕には出来ないなと承知している。40代とか50代から少しずつ始めていないと難しいなと思う。

今は、「人生の楽園」に出てくる人の暮らし方を(いいな)とは思うが、(私もしたいな)とは思わない。親戚を訪ねるようにふらりと遊びに行くにはいいだろうが、毎日、毎年を暮らせる自信がない。自然を相手にしながら地域コミュニティに参加するとなると、いい加減や手抜きの暮し方は許してくれないだろう。

番組の夫婦は、介護する親もなく何より二人が健康だ。こんなことは余程幸運でなければあり得ない。動機として「どうしてもこの仕事は嫌だ」とか「絶対にこれをやりたい」という強い意志と、計画的な貯金と準備がないと成功しない。やっと店を開いたら連れ合いが病気になった、そんなことも想定しないと計画は躓く。

どこで何をしようが「理想の生活」や「幸せだな」と感じるような生活は、いい意味であらゆることに「鈍感」にならないと出来ないと思う。表の顔だけ見て他人の生活を羨ましがるのはどうかな。裏の本音の部分は出てこない。私は自分勝手だし、拘りの多い気ままな今の暮らしが結局好きなんだろうな。「無い物ねだり」よりも、あるものを大切にすべきなんだろうな。

とはいえ、「自然に囲まれた暮らし」への憧れはずっとある。田舎にあるのは結構”忙しい”暮らしだ。 かといってお客さん面して二重生活できる程豊かでもないし。

by zoofox | 2019-01-20 06:01 | 身の回りのこと | Comments(0)

山茶花に水

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写真を囓った人は「日の丸構図」といって馬鹿にするが、私は真ん中に大きく撮るのが好きだ。玄関の花で元気なのはこれだけだ。椿は2本相次いで枯れてしまった。母は花が好きで父は花のつく木が好きだった。椿も山茶花も車の上に縛り付けて、父と「植木市」で買ってきたものだ。道を挟んで隣に賃貸マンションができてから、地下水の流れが変わったのか我が家の植木が相次いで「頓死」する。草木もペットと同じで世話をすると、なついてくる。それが枯れるのはつらい。
by zoofox | 2019-01-17 10:25 | 身の回りのこと | Comments(0)

コンビニ

人間の生活習慣はあっという間に変わるもんだな、ふと気がついた(最近コンビに行っていないな)。あるとき昔からの酒屋さんが店を畳んでコンビニになった。近いし商品構成は以前と似たようなものだし、切手も買える。かなりの期間重宝していた。第一相手をする店の人が変わらないのは利点だった。そんなコンビにも店主が交代するころ貸店舗になった。子供の代は「商売」が好きではないらしい。一度便利を感じたものがなくなると突然不便になる。スーパーに行くようになってそれもようやく慣れたころ、スーパーがなくなり、ほとんど同時期、私の家のすぐそばにコンビニができた。続いて別の大きなスーパーができた。ことほど左様に世の中の動きは目まぐるしい。日常の買い物をする人は翻弄されてしまう。

「ずっと同じ店で買い物をする」という昔からの行為ができにくくなっている。今度のコンビには店員さんにも外国人が多い。コンビニの当初は「酒屋さん」、「パン屋さん」の延長で店を開くケースが目に付いた。個店の時と同じ顔がレジにあれば声をかけたり世間話もしやすい。サービスが多様になっても、近くても初めての顔が入れ替わると、あまり愛着は感じない。

私のなじみのコンビニは、会社の裏にあった「パン屋さん」が改装をして変わったものだ。契約は知らないが、当初は自前のパンや弁当が店頭においてあったと思う。だんだん「コンビニメニュー」になった。それでもレジの近くに置く小さな品物は「大福」であったり「肉まん」だったり昔の面影を残していた。

毎日のことだから昼飯は困る。同じところに何年も何十年も勤めると、昼食に通う店も限られてくる。だから、時々浮気をする。駅前の「立ち食いそば」だったり、このコンビニの「おにぎりとヌードル」だったりする。今考えると(体に悪いものを食べていたな)と気がつくが、その当時は早く食べてゲームをするか昼寝するか、ともかく「食事は早ければいい」という時期もあった。しかし、濃い味はすぐに飽きる。あるときから弁当持参に変わり、定年まで続いた。(そうか、あの時コンビニと切れたのか)とやっと気がつく。

何故コンビニが増え、テナントの外食産業が増えてくるのか。身近な現象だがそんなに歴史がある訳ではない。「社会の要求であり、人間の暮らし方が多様になったからだ」と、考えもせずに結論を出したがるが、私は「人間の生活の多様性」に合わせたのではなく、「人件費や商品の歩止まり」を考えて「一番儲かるシステム」にしたんだな、と感じている。フランチャイズ・オーナー制、長時間労働、商品の一括管理、イメージ宣伝による客への動機付け等、個店では出来ない方法を個店と同じ規模の売り場で展開している。値引きしないで売れる方法を確立してきた個性のない店作り。商品の陳列がノウハウになり、客が物を探す。新しいコンビニでも違和感を与えない。

何かコンビニには現代の商売ノウハウが詰まっている。けして「買いやすい」とは思わないが。のべ単のサービス提供は味気ない素人の仕事だ。そこに魅力を感じる向きも多い。人と触れあいたくない人にはオアシスだろうな。

by zoofox | 2019-01-16 05:37 | 身の回りのこと | Comments(0)

お食い初め

本日は姪の子供の「お食い初め」で、夫と妻の両親が孫を囲んで会食するという。私の所に「唐揚げつくって」というリクエストがあり、朝から作っていた。唐揚げは赤ちゃんが食べられるでもなし、姪の好物だ。わざわざ遠くまで持ってきてくれという感覚が分からない。近所でも買えるだろうに。姪は卵アレルギーがあって、随分食べ物には苦労した。卵や鳥が食べられたのは20才を過ぎてからだろう。

ところでこの「お食い初め」って変な言葉だな。「お」がついて「食う」を修飾している。「食う」というのは言葉自体がお祝いには似つかわしくないと思うのだが。一才の誕生日には「一升餅」を背負わせてこの姪も祖母の前を這っていた。

月日の経つのは早い。小さな赤ちゃんはあっという間に、ぷくぷくの赤ちゃんに変身した。

この子が大きくなる頃は住みやすい国だといいな。

by zoofox | 2019-01-13 09:45 | 身の回りのこと | Comments(2)

パソコン発掘 ThinkPad X60

今年は年頭から「パソコンの写真」ばかりになりました。身辺整理の第二弾です。奥にあるのは「バーサプロ」の三台目か四台目、手前は「ThinkPadX60」です。セキュリティの問題でこの次の「X61」という機種は「指紋認証」などが追加され、何となく扱いづらいところがありますが、先行のX60は単純で素直な機種です。中国へ移籍直前か移籍第一号の製品です。コア2の1.6か1.66で、新品で買いました。当時は小さすぎてあまり使っていません。まだキーは未使用に見えます。忘れていましたが、これ自分でSSDに載せ変えました。HDDをSSDの60GBにしてあります。windows7とofficeの2007、これだけでディスクの半分近くが埋まります。まあ「字を書くだけ」という割り切りではこれでも充分です。

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押し入れから発掘して、(使わなくて申し訳ない)という感じがします。使わないうちに古くなってしまった。バーサプロの1.06に比べればサクサクと動きます。当時は、今流行のSSDも40GBと60GBが値頃でそれ以上はとんでもない値段がしました。出来上がったら(これで良し)と一安心してしまい込んだ。そんな経過でしょう。レノボになると「プラスティックの質感」がしっとりからザラザラに代わります。ThinkPadのいいところは他のノートに比べて、交換できる部品が案外安いところかな。分解もしやすいように思います。悪いところは「燃費」と重量かな。

何時買ったんでしょうかね。手術で入院する時は、シャープのメビウスを持って行こうかと電気屋さんの店頭で悩んだ記憶があります。(死んじゃうかも知れないから贅沢してもいいかな)と考えていたのですが、結局買わなかった。その随分後になります。でも12,3年以上は私の身辺にあったはずです。今触ってみると、小さすぎずX40、X41という名機の伝統を感じます。まあ、見ないで捨てないで良かった。

実際に使ってみると、キーは打ちやすい部類に入ると思えます。右下にある矢印の上段にある「ウェブ移動キー」は、ワープロならば実害はないが、このブログを書きながらうっかり小指で触ると、前のページや次のページに飛んで「打ちかけ」はあっさり消えてしまう。今更「キーカスタマイズ」も面倒だし困ったな。パソコンはメーカー出しの時に、本体機能とは直接関係のない色々なソフトやマシン独特の機能を盛り込んでいるが、そんなものが後から面倒になる事もある。長らく放って置いたのにバッテリーは2時間近く保つ。何となく可愛いですね。

久しぶりにAC電源に繋ぐと、まあ7の更新の多いこと。最後の最後なんでしょうね。



by zoofox | 2019-01-11 20:01 | 身の回りのこと | Comments(0)

エッジの立った肉

朝、「大根汁」を作っていた。コタツの上で鍋を作る習慣が何時の間にかなくなった。要するに食べる人数が二人では鍋は美味しくない。小さめの寸胴で二日分程の鍋を作っておく。鍋と言うより「野菜スープ」に近い。味噌を減らしていく内に、「塩味ちゃんこ」が定番になった。三食この野菜沢山のスープは欠かせない。肩ロースを酒に漬けて細かく切り出汁にしていた。そんな手順の中で、(最近エッジの立った肉を食っていないな・・・)と気が付く。

エッジの立った肉とは何のことはない「ステーキ」だ。元々野菜食の家だが、だんだん肉を食べるようになった。鯨肉→豚肉→牛肉→鶏肉の順序だっただろう。この「肉に対する特別な思い」が、今の私の成人病の原因だ。ニワトリは飼っていたが、あくまで卵を取るためだった。

出張外食の時代は、昼、夜と「焼肉定食」というのは珍しくなかった。時折ホテルのフルコースでステーキは食べていたが、特段の思いはなかった。ステーキが美味しいなと思い始めたのは、大阪に住みついてからだ。安月給のサラリーマンでも、週に何日かは「ステーキ定食」が食べられた。チェーン店での千円以下のメニューで、自分の好みのグラム数で注文する。ご飯と味噌汁にステーキを醤油と辛子で食べる。この組み合わせが珍しく、美味しかった。(大阪は食べ物が安くて美味いな)と感じていた。

今考えると肉食文化は、テレビに出る「柔らかいですね~、とろけますねえ~」と、コメンテーターが異口同音に言う「柔らかい」とは別の次元だ。牛肉は多少歯ごたえがあって、噛みしめると肉の味が広がる方が好みに合う。日本産か外国産かは知らないが、大阪では手軽に安価にステーキが楽しめた。

後年、事務所の隣が外食レストランだったので、時々若者や娘達を連れて肉を食べさせた。この頃はもう固いアメリカ牛だった気がする。美味しいとは思わないが「肉を食った」という感じは与えてくれる。沖縄でも東京でも「庶民の行く店」では、「エッジの立った肉」は食べた記憶はない。最近肉屋が減少気味だし、店頭に「国産ステーキ肉」が出ていない。カレー用の肉もあまり見ない。国民の需要が少ないのか、値段が高すぎて買わないから置かないのか分からない。

私にとっては元々後から来た文化だから、肉はなくても支障はない。しかし、たまに、「ステーキ食べたいな」と思うことがある。もちろん手のこんだソースは要らない。醤油と辛子でいい。

by zoofox | 2019-01-11 08:55 | 身の回りのこと | Comments(0)

心の財産

(私の大切なものは何だろう)と思うと気がある。意識的に捨てなくても身辺のものは少しずつ入れ替わっていく。「アルバム」というものは不思議だ。母親は自分の父母と子供達の写真を大切にしていた。同じ屋根の下で何十年と暮らしても、母の大切と私の大切は、少しは重なるが、面識のない人の写真は私には意味が分からなくなる。一人一人の大切なものは、微妙に異なってくる。自分の価値を他人に押しつけたくないな、とは普段から思っていることだ。世代間でも兄弟でも分かることと分からないことがある。原始的な「不可知論」だ。同じ言葉を使っても、それぞれのイメージは少しずつ異なる。思い切って(人間とは分かり合えない部分がある)と認めてしまえば楽になる。

「あの時こう言ったでしょう」と念押しされても、興味の対象が異なれば同じ時間を過ごしても同じ物を見ているとは言い切れない。人と人との関係は「最後には共有できない部分がある」と認めないと、独りよがりな押しつけの思想になる。この「個人の枠」を越えて「概念の共有」を作るには、数学や芸術やコンピューターの言葉を借りて、壁を乗り越える必要はある。裁判で証拠がなかなか証拠にならないのは、「判事の心証」がある時点までは「共有」の対象ではないからだろう。面倒くさい言い方だが、「十人十色」を自分というフィルターを外して謙虚に見つめないと、他人の考えにはたどり着きにくい。

遠回りしたが、「自分の大切」が「他人の大切」とけして一致しないことを認めて、初めて「自分の大切」を主張できる気がする。私の大切は私の頭の中にある。けして共有出来ない記憶だ。写真を撮っても、文章を工夫しても、物を媒介としては伝わらない。それが出来るのは一種の天才だけだと思う。私の大切は、「朝霧の立ちこめた川」であり、「緑色濃い山」であり、「深夜の繁華街」であり、「おぼれかけた水の中から見た周囲」であり、「出会った人々」である。それと自分が対峙して何を感じたかは、その時の自分しか知らない。結局「大切な何か」は確かにあるがそれが何だか的確に伝えることは出来ない。

目に見える物、第三者に説明できることは他の何かで代用したり翻訳できる。そんなことが不可能な物は心の有り様だ。人は迷惑を掛け合う関係だ。


by zoofox | 2019-01-09 05:51 | 身の回りのこと | Comments(0)