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2018年 08月 05日 ( 1 )

高瀬舟

日曜の朝、食事の後ズルズルとテレビを点けていた。45分ほどの短編、「高瀬舟」だ。出演は若い若い前田吟が、下手人を大阪まで送る役人役だ。

小学校の教育に政府の意志が入り込んでくる、ずっと前に私は小学生だった。受験教育ではないし、カリキュラムも教師が選んでいた印象がある。昭和30年代はまだ戦争の余韻があり、教師の自由度も今よりずっと大きかった。4年生の時、図書室とは別に教師が自腹で「学級文庫」を作ってくれた。その中で、私が最初に読んだのは、小ぶりの茶色いハードカバーで12冊組の「産業革命史」という題名の本だったと思う。何冊か読んでいると、教師が言った「どんな感想だ」、そう聞かれても歴史の下地がない子供にまともな答えができるはずがない。ただ丁寧に書かれた挿絵と、当時周囲にあった工場がどうして生まれてきたか、微かに関連づけができたと思う。普通の本を与えられると、何か大人扱いされているような気持もした。

この教師だけが型破りではない。各教師が自分の得意分野を生かして、子供達を教育していた。ある授業で、森鴎外の「高瀬舟」がテキストになった。「安楽死」という言葉を始めて知った。この主人公には「罪」があるのかないのか。外で野球やドッヂボールをするのが好きな子供達を、いきなり難しい議論に巻き込む。今映画で観ると「安楽死」ではなくて「自殺幇助」だろう。本と映画が同じ物なのか、手元に原本がない。

色々な意見が出た。私は「安楽死は罪ではない」という意見だった。「人を殺したことには間違いない」という意見もあるし、「死ぬまで見ていることは残酷だ」、子供でも自分で考えさせると色々な意見が出た。教師は口を出さない。「物事を決める」のではなくて、「考えて発言する」ことと、「異なる意見にも耳を傾ける」ことを教えていたのだろう。

疑問を持ちながら自分で考えて結論を出すのと、過去の問題集の答えに縛られるのと、教育は色々な面を持っている。藤井7段の例を出すまでもなく、小学校高学年や中学生は、大袈裟に言えば「無限の可能性」をもっている。その可能性を引き出してやれる「教育」が、今行われているだろうか。


by zoofox | 2018-08-05 10:46 | 子供時代 | Comments(0)