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2016年 10月 05日 ( 2 )

面接の頃

最近とは随分違うな、と思うことが沢山ある。私は4年生の秋に学校が推薦してくれた、名古屋の先の繊維メーカーに就職を決めていた。別に何も考えもせず。就職担当者の「これからは中小企業の時代だよ。大企業の下積みより中小企業の幹部の方がいいって」、という言葉に、(そんなもんかな)と深く考えもせず新幹線で面接に行った。大きな工場があり、従業員も沢山いた。とても中小企業には見えなかった。どんな成績でも学生には就職先が沢山あった。3月2日から、二週間あまりの研修があった。最後の日は河原でバーベキューを行い、それぞれの赴任先に別れていった。

自宅に帰り東京営業所に挨拶に行くと入社式まで何もない。長いこと飼っていた犬が車にはねられて、私の腕の中で死んだ。庭の端に穴を掘って墓を作った。祖母と妹は鐘を鳴らしながら、縁側からそれを見ていた。それから一週間今度は祖母が具合が悪くなり入院した。狭い病室での24時間看護で、父と母はまず体調を崩した。ベットの下に私が泊まり込み、朝食が済むと父親と交代した。こんな状態ではとても入社式どころではなかった。私は短く事情を書いて、入社辞退の手紙を送った。でも、もうすぐ4月近い、就職はしたい。当時は上場企業でも新聞に求人広告を出していた。機械メーカーに、履歴書と成績証明書、卒業証明書を送って、一次試験を受けた、さすがに二人採用に100人以上の応募があり、人数の多い大会議室の筆記試験は(こりゃ駄目だな)と思っていた。

二次試験の面接通知が来たのは、祖母が危篤の頃だった。何か予感がしたのだが、祖母が亡くなり、告別式の日の10時が面接時間だった。告別式は11時から自宅で始まる。一応、近いところだし、その後、学校の後輩に迷惑がかかってもいけないので、喪服に近い濃い紺の背広で、断りに出向いた。時計を気にしながら、ポケットには黒い喪章を入れていた。自分では挨拶だけし、タクシーに乗れば斎場には間に合うと、時間の計算をしていた。説明があり、面接は大体15分おきで、私は二人目だった(後から聞いたら一次試験の成績順で、これにはびっくり)。待合室のソファーで前に座った男は、ニコニコと愛想よく話しかけてきた。この男とは同期となり未だに付き合っている。何となく私の様子が変だったのか、「どうかしたの」と聞いてきた。私は、「お断りに来たんですよ」と事情を話した。誰かに話したかったのだろう。

面接で挨拶がすみ、私は「実は・・・」と切り出した。後から知ったのだが専務以下、私の高校の先輩の総務部長も同席していたらしい。「面接までして戴き誠に申し訳ないが、今日は告別式なのでお断りのご挨拶に来ました」、と言うと、面接者の一団がざわついた。一言二言の質問があり、「そういうことなら今日は早く行った方がいい」、という専務の一言で、私は会社の玄関前からタクシーに乗った。

斎場では釜に火が入り、親切な職員が裏側から見せてくれた(これは見るもんじゃない)。通夜・葬式の頃私は何をしていたか、この面接以外余り記憶がない。
香典返しの手配も終わり、家中が静かになった頃、「合格通知」がきた。「国内営業東京営業所に配属する」と書いてある。当時営業所は面接したビルの中にあった。私は断りに行ったのだから当然次の仕事を探すべく、学校の就職課と相談をしようとしていた。

今はきっとこんな悠長な話はないんだろうな、と思う。非情な企業にも情があった時代だ。ふと思い出すことが幾つもある。

by zoofox | 2016-10-05 19:16 | 若い日 | Comments(2)

東京電力の要求

東京電力が「8兆1千億円」の国家支援を希望しているそうだ。徐染費用、廃炉費用、その他諸々の補償で金がかかるらしい。「東京電力の国営化」という災害直後の議論は何時の間にか消えてしまった。会社が潰れるかと思えば、潰れる兆候もない。この際もう一度、東京電力の全ての資産を注ぎ込んで、福島原発の被害終息に向けて取り組まないと、何時までも同じことが続くだろう。「原発の事故を起こせば会社が潰れる」、ことを他の電力会社も肝に銘じるべき時だ。東京電力を整理して、安全な電力に方向転換しないと、オリンピックはもちろん、日本産の物品もだんだん輸出できなくなり、日本は淋しい国になる。

8.1兆円は来年度当初予算のほぼ10分の1、表向きの国防予算に近い数字になる。原発の封じ込めと国防経費の増強、この二つを比べてどちらが大切か、判断できない国は本当に滅びる。縁のない外国に支援している金はない。国民の保護は軍備だけの話ではない。しかも金では済まない「膨大な時間」が担保になる。どうも為政者は、アメリカの原爆を投下された、広島と長崎があんなに早く復興したことを過大に考えているのではないだろうか。あの原爆被害でも表に出ない沢山の人が長い時間苦しんでいる。福島原発事故は規模も影響力も比較できないくらい大きい。

日本の財政規模では、全力を傾けないと「国土」そのものが危険にさらされている。南海トラフの大地震が頻繁に話題に上がる。そこに何基原発があるか。考えただけでも恐ろしい。

by zoofox | 2016-10-05 09:21 | 政治 | Comments(0)